あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
みなさんのお子さんはどの程度、ピアノ練習をするでしょうか?我が家は昨年の2月から、ピアノを触った日はカレンダーにシールを貼るようにして、毎日数分は触っていました。
ところがテキスト「ぴあのどりーむ5」も後半にさしかかり、幼稚園の年長さんにとってはレベルが難しくなってきました。取り組んですぐに弾けない曲は「つまらない!」となってしまいがちで、練習も嫌がり始める傾向が。
子供は難しいものはやりたくなくなるもの。
音を楽しむと書いて音楽。嫌がるものを無理矢理やらせるのは本末転倒です。
ピアノ練習のやる気を引き出す方法
悩んでいたところ、最近こんな本を見つけて読みました。
「「やる気」を科学的に分析してわかった小学生の子が勉強にハマる方法」。
心理学などの科学的知見を使って、子供が勉強に楽しく取り組めるようになる方法が書かれています。 これはピアノにも応用できるんじゃないか?!と感じたので、まずは日々のピアノ練習に「ゲーム要素」を取り入れることにしてみました。
娘はすみっコぐらしのぬいぐるみを使ったままごとが好きです。そのためノート上にままごと用のお店「すみっコマーケット」を作成。1曲練習したら1ポイントたまり、商品(シール)1個と交換が可能という仕組みに。練習すればするほど、商品が増えてお店に品物がそろうよ!練習しよう!という仕掛け。
自宅では現在、テキスト(ぴあのどりーむ)、曲集(ギロック)、テクニック本(バーナム)の3つを練習しています。その他、娘のために作った「紅蓮華(LiSA)」と「虹(菅田将暉)」の楽譜もあります。1日でMAX5曲の練習まで。
最初に自分が提示したルールは「2曲弾いたら食べ物シールを1個ゲット」。しかし娘にルールを説明したら「1曲弾いたら食べ物シール1個くれないと嫌だ」と言われ、強制的にルール変更・・・(シールのコスパが・・・)。
効果自体は出だしから好調。自分から「練習しなきゃ!」と言ってやるようになりました。むしろ1日の限度量をオーバーしてもっとやりたい!と言う始末。満足するまでやらせてしまうとダメなようなので、ここはグッと我慢して「また明日ね」。
ただしこういったご褒美目当ての「外発的動機付け」に基づく行動は長続きしないようなので、他の手法も色々と工夫しながら取り入れていかないといけません。
これからも研究が続きますね。
そこまで親が頑張って、ピアノを続けさせる意味があるのかな、と考えてしまうこともありますけどね・・・。まことしやかに言われている「頭がよくなる」「記憶力がよくなる」「弾けると格好いい」「忍耐力をつける」「大人との会話を学ぶ」などを信じてサポートすることにします。継続は力なり。