ピアノ日記

父と小4娘の、ド素人ピアノ日記

レッスン54 〜バーナムきらーい〜

レッスン54回目。

いつの間にか、ピアノ歴も1年と9ヶ月を超えました。
幼稚園も最後の冬休みに入り、浮かれています。

 

進度

テキストぴあのどりーむ5は「エチュード」が合格。メヌエットは既に合格しているので、次は「おどり」になります。これは来年に持ち越しかな・・・

はじめてのギロックは「ガラスのくつ」が合格。次の曲は「女王様のメヌエット」。

バーナム・ピアノテクニックは「丘をのぼろう」が合格に。

 

バーナム嫌い

娘はバーナム(テクニック本)が嫌いです。
まあ単調な練習曲なので、面白みはないよな、と思っていました。

自宅での練習時、あんまりにも嫌だ嫌だと言い、1ページすら我慢できない様子で、こりゃ無理矢理やらせてピアノ嫌いになったら本末転倒だなということで、下手なままですが放っておきました。

娘には「どうしたら楽しくできるか先生に聞いておいてね」とだけ伝えておきました。

結果・・・先生に「娘さん、なんか今日はテンションが高かったのですけど、バーナム簡単すぎて嫌い!と言う割にはあんまり進んでいませんでした・・・笑」と言われました。

 

うーん、変な伝わり方したな・・・と思ったので改めて、「練習曲でつまらないのが嫌みたいです、ピアノ嫌いになっても困るので、無理強いはしていません」と伝えました。

すると先生は「あ〜、そうなんですね!他の子はテクニック本はマルをもらいやすいので、そっちの方が好きな子が多いのですけど・・・真逆なんですね」という返事が。

 

娘は楽曲は好きで、練習本のバーナムは嫌い。
他の子はその逆が多い。へー・・・。

 

それを聞いて、やっぱりそういう感じになっちゃうのか、と若干の危機感を持ちました。習い事といっても、ピアノが上手くなる事を目的にはあまりしていません。音楽の楽しさを知って、心豊かな人生が送れればそれで良いのです。好きな曲が出来た時に、ピアノも弾けて楽しめるような、趣味レベルで良いのです。ピアノが上手くなるのは、そのための手段。

 

それがどうしても、学校の勉強のように「課題をこなす」というスタイルになっちゃうのですね・・・。自宅での妻の反応を見ても、宿題が進んでいないとすぐに「宿題やっちゃいなさい!」みたいな感じで子供に言うのですが、これがとても違和感を感じるのですよね。そんな事を言ったら、嫌いになるだけじゃないの?と。

 

音を楽しむと書いて音楽なのに、苦痛ばっかり与えては意味がありません。何かが根本的に間違っている・・・そりゃレッスンを受けた結果、ピアノ嫌いが増えるのも納得です。

ピアノに限らず、「楽しみ」というものは、自分で好奇心を持ち、もっと知りたいと思って勉強したり練習したりする"内発的動機"で動いている時間が幸福度アップにつながります。

なかなかそれをピアノレッスンで伝えるのって、難しい事なのでしょうね・・・。たくさん生徒を回さなければならなくなるほど、システマチックになり、教本をこなしておしまい、となる・・・。

うまく軌道修正していかないと、娘もピアノ嫌いコースに行きかねません。気をつけねば。

 

ヘッドホン追加購入 

娘の技術的な傾向として「クレシェンド、デクレシェンドの音の差があまりつかない」という弱点があります。ウチは電子ピアノで賃貸なので、そもそも大きな音が出せない。

かといってピアノ購入時についていたヘッドホンをかけると、親が音を聞けない。

ということで、同じヘッドホンをもうひとつ買いました。

 

本当はもっと安いSONYオーディオテクニカ製にしようかなと思ったのですが、インピーダンスが違う・・・。HPH-50は35Ω(オーム)で、他の製品は43Ωとか。

インピーダンスが違うと、電子ピアノから出る音量が同じでも、ヘッドホンから出る音量が変わってしまいます。親はちょうどいいけど、娘はうるさく聞こえる、みたいな。

親と子供で聞いている音量が違うのもどうかな・・・ということで、ちょっと高かったですが同じヤマハ製のものを買い足しました。(Amazonに在庫が無かったのでヨドバシで購入・・・送料無料はうれしい)

 

実は自宅に別の音楽用のヘッドホンがあったのですけど、つけてみたら音色が変わりすぎて使えませんでした。基本的に音楽用ヘッドホンは色々な味付けがされているので(低音がボコボコ鳴るとか)、電子楽器使用には向きません。

楽器用は「モニターヘッドホン」という、楽器から出る音をそのまま再現してくれるヘッドホンを使いましょう。

 

ということで先週はペダル、今週はヘッドホンと出費が続いています。
そろそろぴあのどりーむ5も終わりが見え始めてきて、また教材費も・・・¯\_(ツ)_/¯