娘は「鬼滅の刃」を見たことがありません。
(私は先月、Kindleで大人買いして全巻読了)
情報は幼稚園で仕入れてきているので、ぼんやりと話は知っているようで、徐々にキメツキメツと言い始めました。
主題歌の「紅蓮華」については、Alexaに話しかけて何十回も聴いています・・・ということで、家ではいつも
つぅよぉおくぅう!
なぁれぇるぅうう!(大声)
と、ジャイアンリサイタル状態です。
正直、うるさい・・・。
しかし、それだけ流行っているのだから、楽譜を買ってあげたら興味を持ってピアノを弾くだろうか?と思い立ち、ぷりんと楽譜やYouTubeで楽譜を探しました。
すると、好きでよく聞いているCANACANAさんというピアノ系Youtuberが、「未経験者でもかっこよく弾ける」という、紅蓮花の楽譜と動画を公開している!
未経験者でもかっこよく弾ける紅蓮華 - 鬼滅の刃 - 無料簡単楽譜 - 感謝!60万人 - pianocover - CANACANA
左手(ベース)のパターンが5個しか出てこないので、これなら娘も覚えられそう。しかも5色に色分けされていて、分かりやすい。なるほど、色で識別するという、こんな方法もあるのか・・・
試しに娘に動画を見せてみると、「やりたい!」ノリノリではあるものの、「さっきのところに戻して!」「進んで!」と、とても面倒くさい・・・
あとは歌詞がないので、どこを弾いているのかピンと来ない様子。
親切にも無料で楽譜が公開されているのですが、動画にあるドレミのルビやベースの色付けがない・・・(娘はそれなりに楽譜は読めますが、今回は勉強ではなく楽しく弾くのが目的のためルビは必須)
それならいっそ、歌詞も、ルビも、色付けも、全部入りの楽譜を自分で作ったれ!
ということで
作りました 。
(五線譜ノートが家に無かったので、五線譜から手書き)
全部で、A4サイズ × 8ページ。
めちゃくちゃ時間かかった・・・(4時間〜5時間?)
その甲斐はあって、ほんの3回〜4回弾いたくらいで、割と弾けるようになってきました。自分から「楽譜出して!弾きたい!」と言ってくるのは大収穫ですね。
もともと左手の譜読み(和音)が苦手なので、そこが色付けされているとすんなり分かってストレスが軽減するようです。
子供は「すぐ楽しい、ずっと楽しい」じゃないと続かない生き物だと本に書いてあったので、いかに「楽しい」をしかけていくか・・・腕の見せ所ですね (まあ紅蓮華は、自分も弾きたかっただけですが)
ふと思いましたが、子供にどんな価値が刺さるか、仮説を立てて、検証する・・・やっていることはマーケティングですね・・・。